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10ヶ月で読者を500人→30万人まで増やした独自のメディア戦略とは?

10ヶ月で読者を500人→30万人まで増やした独自のメディア戦略とは?

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「人々とInspirationを共有し、日常をHappyに彩る」をミッションとして、食・旅を中心としたライフスタイルメディアを展開しているTastemade Japan株式会社。2020年12月に三井物産株式会社の子会社となった同社は、食や旅行を中心とした独自のコンテンツを制作・配信し、SNSの総フォロワー数は約870万人を超える人気メディアとなっています。

同社が運営する「TASTEMADE SWEETS COLLECTION」では立ち上げの際に、強みであるSNSに加え、検索エンジンからのアクセスも獲得したいという課題があり、シノビクスにご相談いただきました。

シノビクスでは、オウンドメディアの立ち上げコンサルティングや記事制作支援を行い、結果として、2022年5月時点では500人だった読者が、10ヶ月後には30万人を突破するに至りました。

今回は、Tastemade Japan株式会社の谷さんに、シノビクスの支援で得られた成果や率直な感想を伺いました。

SNSに強みがある一方で、SEOが課題だった

長屋:シノビクスへのご依頼の背景には、どのような課題がありましたか?

谷:まず前提として、スイーツのメディアとしてはお客様にスイーツの喜びや感動を伝えたいことが根底にあります。

弊社はもともとSNSに強く、ビジュアルでお伝えするのが得意でした。一方で、スイーツ選びに関するお悩みや、特定のブランドに興味を持っているお客様に対して、それまでのアプローチではタッチできていなかったのです。

立ち上げの際に、より幅広いお客様にコンテンツを届けていくためには、SEOが必要だなと考えていました。そこで、SEOやオウンドメディア運用のエキスパートであるシノビクスに相談をしました。

長屋:ありがとうございます。ご依頼いただく際に比較検討されたのでしょうか?

谷:他社との比較検討は特にしていません。お付き合いのある方から御社をご紹介いただいたこともあり、最初から信頼していました。

それに、実際に話してみてとても好印象でした。ソリューションありきではなく、現状の課題を分析したうえで、解決に向き合ってくれたのが依頼の決め手だったように思います。

スイーツに関するキーワードが大量にある中で、何をどのような順番で対策をしていくべきかを提案してくれたのが良かったと感じています。

独自の強み「クリエイティブ力」を生かした戦略がハマる

長屋:最初の方にご提案させていただいた中で、話してみて良かったところは他にありましたか?

谷:まずは、長屋さんの人柄が信頼できたことですね。

加えて、メディアの成長に合わせて様々な分析をしながら進めてくれたことに価値を感じています。

TASTEMADE SWEETS COLLECTION」は2022年5月に立ち上がったばかりのメディアです。

TASTEMADE SWEETS COLLECTION

そのため、初期の段階ではドメインの力を上げていくことが課題でした。取り組みはじめたばかりの頃は、自社の強みを生かした上で何をどのような順番で取り組むべきかが見えていませんでした。

長屋:最初にあえて競合がすでに多くいるキーワードを狙わず、TASTEMADEのクリエイティブ力を存分に活かせる「商品レビュー記事」を作ったことで初速が生まれましたね。

結果として、ベンチマークしていた競合と肩を並べられるようになったのも、最初の下積みが功を奏したように思います。

SEO戦略立案時の初期調査資料イメージ

谷:おかげさまで、弊社のメディアに掲載されているスイーツブランドは、「ブランド名×口コミ」と検索をかけるとほとんどが上位を獲得できていますね。

さらに現在では、当初目指していたビッグキーワードでも上位表示ができるようになってきました。今後は、より検索数が多くてトラフィックが狙えるコンテンツを作っていきたいですね。

長屋:素晴らしいですね!

成功の要因はブレない品質基準

長屋:短期間でアクセスを大きく伸ばせた要因として、TASTEMADE編集チームのクオリティへのこだわりが大きく寄与していると思います。スイーツの写真のクオリティやインフルエンサーの巻き込みなど、すでに社内であったノウハウをメディアに活用したことで、さらに成果が伸びたと考えています。

谷:コンテンツの品質基準にブレないことが、弊社がメディアを作る上での強みじゃないかと思います。

コストを落として、薄い記事を量産することだけは避けたかったんです。TASTEMADEの世界観を守りながら、どのようなコンテンツだとユーザーさんに喜んでいただけるかを追求してきました。

TASTEMADEのクリエイティブ(instagramより)


長屋:私もメディア運営として学ぶことが多くありました!今後、メディアとして目指していることはありますか?

谷:アクセスを集めるためにビッグキーワードを取りに行きたい気持ちはありますが、それはあくまでも手段です。

私たちは、より幅広いお客様に対してスイーツの楽しみや喜びを知ってもらいたいというゴールがあります。そのゴールを実現する手段として、よりSEOを強化していくことが非常に大事だと考えています。

長屋:今後ともぜひお力になれると嬉しいです。プロジェクトが始まって1年近く経過しました。あらためて弊社との取り組みで良かったことや印象に残っていることはありますか?

谷:SEOの成果に関しては、想定以上です。私たちが置いている目標よりも、大きく上回った成果が出ています。

また、費用の割によくコミュニケーションを取っていただいているな、というのが本音です。(笑)

シノビクスとしても、多数のクライアントを抱える中で、非常にクイックなコミュニケーションをしていただきました。

長屋:そうおっしゃっていただきありがとうございます!

谷:また、先ほども伝えましたが、提案力の高さという点でも非常に満足しています。徹底的な分析による提案や、記事ごとにロジカルな構成を作り込んでいただき、助かりました。

「100社100様のメディア」を作り得るのがシノビクス

長屋:最後に、シノビクスのサービスはどのような企業に合うと思いますか?

谷:他社と差別化をしたいメディアにおすすめではないかと思います。
シノビクスは、オウンドメディアにおける、あらゆるフェーズの悩みでも解決してくれます。BtoCからBtoBまで、柔軟に対応してくれるはずです。


また、独自性のあるメディアを作りたい会社におすすめしたいです。

シノビクスは、SEO観点をしっかりと押さえ、その企業独自の価値を引き出した上で、SEOだけにとどまらない価値を提供してくれたと考えています。

100社いるとしたら、100様のメディアを作り得るのがシノビクスの強みかなと思っています。

長屋:企業の魅力を引き出すことは、弊社がとても大切にしていることです。そのようにおっしゃっていただけて嬉しいです。

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